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マック やり方

 

Last updated: August 17, 2007

 

ビデオ圧縮の基本
平成18年6月29日

まずはビデオの圧縮をする際に使う用語を簡単に説明します。

 

  • 基準:最も普及しているテレビ・ビデオに関する基準にNTSCとPALがあります。どちらもフレーム・レート、リフレッシュ・レート、水平線の数、解像度などを定めています。
  • フレーム・レート:文字通りフレーム数、つまり一秒間あたりのコマの数。日本では一般にNTSCの29.97 fps(frame per second)が使われています。それではビデオも29.97 fpsに設定するかというと、必ずしもそうではありません。29.97 fpsというのはもともとテレビで再生する際のビデオのコマ(frame)数です。一方劇場用の映画(motion pitures) で使われているフレーム・レートは24 fpsです。よく劇場用の映画の予告編、movie trailerというものがありますが、これらのビデオのフレーム・レートはと言うと?米国・日本の場合は24 fpsです。一方、北米や日本で販売されているDVDのフレーム数は29.97 fps、ヨーロッパ諸国で販売されているもののフレーム数は25 fpsです。結局、フレーム・レートの設定はそのビデオの使用状況によってかわります。例えば自分でビデオをFinal Cut ProやiMovieを使って、それ自体を配布するのであれば24 fpsが適当です。またそのビデオをDVDで配布するのであれば、フレーム・レートは29.97 fpsが適当です。
  • キーフ・レーム:I-frameの間隔。通常は5 x フレーム・レートで設定する。例えばフレーム・レートが24の場合は、キーフレームを120にする。I-frameとは「temporal compression」をしないフレームのこと。つまりキー・フレームとは、どのくらいの間隔でフレームを「temporal compression」しないで保持しておくかの設定のこと。
  • 圧縮:ビデオの圧縮とはcompressionとdecompression(codec)、(或は別の表現を使うと)encoderとdecoderの2つの機能から成ります。Encoderは文字通り、ビデオの圧縮(compression)を行います。より詳しく説明すると、まずピクセルはYUVの数値に変換されます。そして数式を使って人間の肉眼では識別できないの色のYUVをゼロにします。肉眼で識別できない色は無視され、識別できる色は数値が0より大きい数値で保たれることになります。この作業が実際の圧縮と呼ばれるものです。Decoderを使ったdecompressionとは、ゼロになったものも含め、ピクセルをもとの状態に戻すことを言い、ビデオの再生自体がdecompressionの作業そのものになります。よく圧縮されたビデオを再生できないという話を聞きますが、これはつまりそのビデオを再生するための適切なdecoderが見つからないために起きる現象です。また、Quick Time でもencoderとdecoderがインストールされていますが、それらのencoderやdecoderは総称してcomponentsと呼ばれています。尚、これらのQuick Time componentsはシステム内の「ライブラリ / QuickTime」 フォルダーに含まれています。

 

 

ビデオ 圧縮

図1-1

 

ビデオ 圧縮

図1-2

 


さてAVIファイルをQuick Time で再生する場合の問題ですが、これは既に以前「QuickTimeでAVIファイルを開く」で説明してありますが、簡単にそれを復習してみましょう。上記でも説明してある通り、まずどの

 

  1. Quick Time componentがインストールされているか

 

を確認する必要があります。そして次に確認するのが、

 

  1. そのビデオがどのような圧縮方式で圧縮されているのか

 

です。ビデオの圧縮方式を確認する方法は色々あります。例えば、フリーウェアの「ffmpegX」を使うなら、まず動画ファイルを画面にドラッグ・アンド・ドロップした後、画面の右上にある「Info」をクリックします。(図1参照)ところでffmpegXは全ての動画ファイルの詳細を識別できるわけではないのでご注意ください。フリーウェアの「MPEG Streamclip」を使ってもビデオのフレーム数や圧縮方式を確認することができます。その場合、ただ動画ファイルを読み込み、そしてメニューバーの「File」から「Show Stream Info」を選びます。また、Quick Time Proでも圧縮方式や簡単なビデオの情報を確認することができます。もしそれでも圧縮方式を確認できない場合は、Virtual PCとウィンドウズ用のフリーウェアを使ってそれを確認する方法もあります。
 ところでビデオ・フォーマットにはどういうものがあるんでしたっけ?最もよく目にするビデオ・フォーマットは

 

MOVとAVI

 

です。これらのビデオ・フォーマットはcodecとは違います。MOV、AVIともマルチメディアの容器で、それらのファイルの中にはビデオとオーディオが圧縮されて含まれています。その理由から容器(container)と呼ばれています。その他のビデオ・フォーマットには以下のものがあります。

 

  • MP4
  • MPEG
  • FLV
  • SWF
  • WMP(又はASF)
  • VOB

 

そしてビデオ圧縮の種類にはどのようなものがあるかと言うと、次のようなものが挙げられます。

 

  • DivX(DivX 3、DivX 4、DivX 5、DivX 6)
  • XviD
  • 3ivx
  • H.264(MPEG-4 Part 10)
  • AVC(MPEG-4 Part 2)

 

さてQuick TimeでAVIの動画を再生するためにそのビデオで使われているcodecをもう確認していると思いますが、あとはその圧縮方式に対応したdecoder(Quick Time component)をインストールするだけです。例えば、DivXでビデオが圧縮されているのであれば、有料のDivXを購入する必要があります。またDivX用のフリーウェアcomponentによってビデオを再生することが可能な場合もあります。XviDであれば、特別なdecoderをインストールする必要がない場合があり、また無料のcomponentも配布されています。3ixvも個人で使う場合は無料で使うことが出来ます。更に、H.264はQuick Time 7.0.1以上で標準でサポートされています。
 ところでこれまでは、容器の中のビデオの部分の話しをしましたが、音声を再生するにもオーディオ用のdecoderを必要とします。そもそもMPEG-4に準拠した圧縮方式でビデオが圧縮されている場合、オーディオは大抵

 

MP3かAC3

 

で圧縮されています。MP3のオーディーオ・ストゥリームを再生するのは問題ありませんが、Quick Time は標準でAC3をdecodeすることができません。しかしAC3用の無料のcomponentが配布されているので、これをインストールすることによりAC3(ドルビー)を使ったビデオの音声を問題なく再生することができます。

Quick Time componentの詳細に関しては「マック ソフト」のセクションを御参考ください。

 

 

ビデオ 圧縮

図2