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マック やり方

 

Last updated: August 17, 2007

 

初心者のための「マックでDVD Rip」

平成17年12月5日

目次

  1. DVD Ripって何?
  2. どうしてDVD Ripをやるの?
  3. DVD Ripのやり方
  1. MacTheRipperの使い方
  2. DVD2oneXの使い方
  DVD 映画 ソニー DVD Rip
1. DVD Ripって何?
DVD Ripとは、コピーできないようにされている、市販されたDVDから映像や音楽のデータを取り出すことを言います。また映像DVDに関しては、DVDからVOBファイルを抽出するほかに、そのファイルを圧縮したり、イメージディスクを作って、DVD-Rに収めるまでの一連の作業を指すこともあります。
2. 何故DVD Ripをやるの?
市販されたDVDにはいろいろな仕掛けがされています。映画DVDに関しては、DVDの複製ができないようにするものや、画面のスクリーンショットさえも撮らせないようにする仕掛けもあります。つまり、DVDに入っている映画の画像や音声を他の目的(例えばデスクトップに貼付ける画像)で個人の楽しみとして使うことができません。更には、せっかく外国で買ってきたDVDを再生できない可能性すらあります。
 この購入地域による障害に関してもっと詳しく説明します。まず、購入した地域でしか視聴できないようにする仕掛けのことを「region codes」といいます。DVDの市場は大きく8つの地域に分けられていて、Region 1は北米、Region 2は日本、ヨーロッパ諸国、南アフリカ共和国、中東、そしてグリーンランドなどとなっています。DVDにこのregion codes(以降、RC)が入っていれば、例えば、カナダで購入した映画DVDを日本で購入したDVDプレーヤーで観ることのできない可能性が大きいということです。
DVD Rip Region Codes   DVD No Screenshots
3. DVD Ripのやり方
第1工程のDVDの抽出には、フリーウェアのMacTheRipper(作者:Geezerbuttz)とHandBrake(Eric Petit)がよく使われています。また第2工程の圧縮に使われるソフトに、シェアウェアのDVD2oneX(作者:Erwin van den Berg)やDVDRemaster(販売元:Metakine Inc)そして市販ソフトのPopcorn(販売元:Roxio)などがあります。ここではMacTheRipper(v.2.6.6)とDVD2oneX(v.1.4.2)の簡単な使い方の説明をします。
A. MacTheRipperの使い方   Mac OS X MacTheRipper
   
まず、MacTheRipperを起動すると、自動的に挿入されている(或は挿入する)DVDを捜します。もしDVDにRCがなければ、画面中央右の「DISC RCE」の箇所に「-CEAR-」と表示されます。もしそれ以外の表示であれば、画面下の「RCE Region」のメニューから地域を指定します。もし「-CEAR-」と表示されていれば、このメニューを「OFF」のままにしておきましょう。
 次に、「RCE Region」の右にある「De-Macrovision」という選択ですが、Macrovisionというのもコピー防止機能の一種なので、そのままチェックされた状態にしておきます。そしてその上の「UOPs」ですが、「UOPs」というのは「User Operation Prohibitions」の略で、ユーザーが通常できる選択をDVD開発側が無効にしている項目を指します。その例は、映像の早送りや、冒頭の著作権に関する表示を飛ばしてみることを不可能にするものなどがあります。このUOPsを詳細に設定する場合は「UOPs」のボタンを押します。それぞれの項目をチェックするとその機能が抽出されたDVDで使えなくなります。また全てのUOPsを機能させたくない(全てのユーザー機能を有効にする)場合は、一番下の「Disable DVD UOPs」をチェックします。
 
MacTheRipper UOPs   今度はデータ抽出の種類です。画面中央の「Mode」ボタンを押しましょう。予告編や警告画面を含めた全てのデータを抽出して、後に、DVD±R(W)へ書き込んだり圧縮する時(つまり第2・第3工程)にデータを編集するのであれば「Full Disk Extraction」を選択します。また最初から余分な部分を省きたいのであれば「Main Feature Extraction」を、そして複数のタイトルが含まれている場合は、それ以下の項目を選択します。ただ、映画のDVDであれば、一つのDVDに複数のタイトルが含まれていることは2重レーヤーでなければまずあり得ないので、「Main Feature (ARccOS)Extraction」の下の選択肢を選ぶことはあまりありません。
 ところでここにある「ARccOS」というのは、Sony DADCが開発したDVDのコピー・圧縮を防止する仕掛けの一つです。
  MacTheRipper Mode Extraction
さて、データの抽出の用意ができたと思います。用意ができたら、一番下の「GO!」ボタンを押します。問題がなければ、4 GBの映画DVDで「Full Disk Extraction」を選択して場合、20・30分で作業工程が終了するはずです。   MacTheRipper Progress   MacTheRipper Video TS
B. DVD2oneXの使い方
 

DVD2oneXの使い方もMacTheRipperと同様に差程難しくありません。まず起動したら、抽出したファイルが保管されているVIDEO_TSフォルダを選択します。(Source)そして完成後のサイズ(Output)ですが、DVDに保存するのであれば、「DVD±R(W)」を選択し、それ以外の媒体に記録するのであれば、「User defined」を選んで数値を入力します。ファイルをDVD-Rに収めるには、データのサイズを4.3 GB以下にする必要があります。ところで、圧縮にも限界があるので、元のサイズが4 GBあれば、まずそれを700 MBにまで圧縮することは不可能です。v.1.4.2では圧縮比率の限界は1/3ぐらいだと考えれば妥当です。
 次の「Copy」という項目では3つの選択肢があります。「Join」から説明しますが、これは複数のタイトルが含まれている時に選択します。例えば連続ドラマの複数の話を繋げてみる時に選びます。もし複数のタイトルが抽出後のデータに存在し、これを選択すると、左の引き出しの下の「Seamless join」が現れます。これをチェックすると、話と話の間のつなぎ目が無くなります。「Movies Only」を選択すると、映像のみを圧縮することになり、取り込む章(chapters)を選択することもできます。それとは逆に、「Disk Copy」を選ぶと、DVDのメニューを含めた全てのものがコピーされるため、取り込む章の選択はできますせん。ただメニューも含まれているため、OS X 付属のDVD Playerを使ってメニュー操作(字幕挿入、日本語吹き替えへの変更、章の移動など)をすることも可能になります。
 「Ratio」というのは圧縮の割合のことです。この項目には3つの選択肢があります。「Variable」というのは古いバージョンから引きずられている圧縮方法です。「Constant」というのは新しい圧縮方法に基づいて、Variableより質の良い結果になり、「Selective」(これも新しい圧縮方法に基づく)を選ぶと更に3段階の品質を選べ、「Low」は圧縮比率が最も低く、品質がそれだけ良く仕上がります。更に、その下の「Create image」をチェックすると、全ての作業が終わった後にDVD対応のディスク・イメージがつくられます。
 最後に、一番下の「Selections」というボタンを押すと、右側に引き出しが開いて、色々な選択項目が現れます。「Audio/Subtitles」の部分では声の吹き替えと字幕に関して選択します。「Cell/Chapter/Layer」では、画像のどの部分を取り入れ、どれを排除するかを選ぶことできます。映像全てを取り入れるのであれば、一番したの「All」ボタンを押して全てのCell、Chapter或はLayerを選択します。

  マック Mac DVD2OneX

Mac DVD2OneX progress
Mac DVD2OneX compression